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～　　Office365 (Office2016/2019)の再インストール　　～
３２ビット版のOfficeを６４ビット版に。または
６４ビット版のOfficeを３２ビット版にインストールしなおす場合

檀家管理Ｖ１２を動かすためのAccessは６４ビット版／３２ビット版どちらでも動作します。が、檀家管理Ｖ１１まではAccessは３２ビット版専用です。６４ビット版では動作しません。

状況によりインストール済みのOfficeを６４ビット←→３２ビット版変更したい場合、再度Officeをインストールする必要があります。

ここでは、Office365 (Office2016/2019)の再インストールの方法を紹介します。
(「Microsoftアカウント」でマイアカウントページに[サインイン]する必要があります)

■Officeのデータについて

• Officeをアンインストールしてもデータは消えません。
  Office アプリケーションのみが削除されます。Office アプリを使用して作成したファイル、ドキュメント、ブックは削除されません。
  
  私もOffice365【３２ビット版】をアンインストールし、【６４ビット版】をインストールしましたが、何事もなかったようにWord,Excel,Outlookが動作しました。
  が、この機会にバックアップを取ることをお勧めします。
• →バックアップの方法

■Office365 (Office2016/2019)の再インストールの方法

1. ６４ビット版のOffice365 (Office2016/2019)をアンインストールします。
   
   ※Windows10の場合
   
   スタートボタン(左下)をクリックし、設定（歯車のアイコン） → アプリ を選択し、「Microsoft Office 365」、または「…Office2016」等を選択し、「アンインストール」を選択します。
   
   
2. アンインストール後、「Microsoftアカウント」でマイアカウントページにサインインします。
   https://account.microsoft.com/
   
   
3. [サービスとサブスクリプション]→[Office 365 設定]（または「…Office2016」等）→[インストール] とクリックしていきます。
   この時に画面内に『他のオプション』が表示されます（右側の上）。それをクリックしてください。「３２ビット版／６４ビット版」を選択することができます。
   希望のビット版を選択して下さい。

以上です。

※６４ビット版／３２ビット版について
６４ビット版／３２ビット版どちらもほとんど違いはありません。
６４ビット版をインストールしても３２ビット版より高速だとか高性能だということはありません。
Accessにおいては扱うデータ量が増えますが、寺院が扱うデータ量程度では３２ビット版でも全く不足しません。
（当初マイクロソフトの説明では３２ビット版推奨でした）

Officeインストール時に何も選択しなければ自動的に３２ビット版が選択されていましたが、気がつくと２０１９年始めあたりから（？）、６４ビット版が選択されるようになりました。マイクロソフトとしては、今後は６４ビット版推奨ということでしょう。

そこで、檀家管理Ｖ１２，名簿処理Ｖ１１，会計処理Ｖ１０より６４ビット版／３２ビット版どちらでも動作するようにしました。

～　　Office365 (Office2016/2019)のデータバックアップ　　～

■Word,Excelについて

初期値は「ドキュメント」フォルダ内です。
「ドキュメント」フォルダをバックアップします。ここ以外に保存の心当たりがあればそこも。

■Outlookについて

バックアップを置くフォルダを作成しておきます。（すでにある場合は、場所をチェック）
その１の作業では「仕分けルール」や「署名」はバックアップできません。作成している場合はその２、その３でバックアップしてください。

• Outlookのデータバックアップ。その１ （メール、連絡先、予定表）
  ・Outlookを開き、ファイル → 「開く／エクスポート」 → 「インポート／エクスポート」
  ・「ファイルにエクスポート」を選択し次へ。「Outlookデータファイル(.pst)」を選択し、次へ。
  ・エクスポートするフォルダーで、保存フォルダーを選択（普通は一番上）。サブフォルダーを含むにチェック入れる。次へ。
  ・「参照」ボタンをクリックして、エクスポートファイルを置く場所を指定します。
  ・「完了」ボタンで実行。（オプションは、「重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える」でよろしいかと）
  ・「パスワードの追加」が表示されるので、空欄のまま「ＯＫ」をクリックすると、実行される。
  （→Outlookへデータを戻す方法）
  
• Outlookのデータバックアップ。その２ （仕分けルール）
  仕分けルールを作成している場合、そのバックアップ
  ・Outlookを開き、ファイル → 「仕分けルールと通知」を選択。オプション内、「仕分けルールをエクスポート」を選択。
  ・バックアップ先に保存。
  （戻す時は、「仕分けルールをインポート」を選択）
  
  
• Outlookのデータバックアップ。その３ （署名）
  エクスプローラで、以下のフォルダを開く（Windows10）
  (エクスプローラの表示設定で隠しファイルを表示の設定で)
  c:\ユーザー\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Signatures
  その中にある３つのファイル（拡張子が .htm、.rtf、txt）をコピーします。
  （戻す時は、同じ場所に戻す）

こちらも参照下さい→「officeのアンインストール」　　「officeのインストール」