−−名簿処理　マニュアル−−

環境設定の部

■プリンターの設定

• 新しくプリンターを追加して「通常使うプリンタ」を変更した時などに、プリンターの設定をしないと、印刷が正常に出来なくなることがあります。（例：Ｂ５サイズの印刷なのに、Ａ４に印刷された。など）
  プリンターの変更をしていない場合には、この処理を行う必要はありません。自動的に行われています。
• プリンターの設定を行うには、トップメニューからオプション → 「プリンターの設定」ボタンを押します。

■プリンターの設定で”ハガキサイズの設定に失敗しました。”というメッセージが出た時

• インストール後、初めて使用する時や、オプション → プリンターの設定を実行した時、プリンターの設定処理で上記のメッセージが出る場合があります。この場合、非定形の用紙（ハガキ、郵便振り込み用紙、長３封筒など）の設定がうまく出来てない可能性があります。
  （Ａ４／Ｂ５／Ｂ４...などの定型用紙の印刷には問題ありません）
  このまま使用すると、ハガキの印刷でもＡ４用紙をプリンターから要求されたりします。
• このメッセージが出たら、ハガキなどはご自分で印刷時に設定しなければなりません。
  以下、その方法をハガキを例に説明します。
• 印刷メニューから、ハガキのプレビューボタンを押します。
• プレビュー画面が表示されますので、その表示のまま、メニューバー（画面左上）のファイル（Ｆ）をクリックし、ページ設定..をクリックします。
• ページ設定画面が表示されますので、[ページ]タブをクリックします。
• 用紙サイズをハガキにします。
  ＜注意＞他の設定項目はそのままにして、さわらないで下さい。用紙サイズ欄だけ変更します。
• OKボタンを押すと、プレビュー画面に戻ります。
• 以上で設定終了です。
• 設定は、他のハガキ印刷でも同様に行います。
  （ハガキには、縦書き／横書きがありますから、それぞれ設定して下さい。）
  

使用に関すること

■名簿種類名を追加・編集したい

• トップメニューに表示される「名簿の種類」は、自由に追加・修正出来ます。
• トップメニューからオプション → 「名簿種類名の追加／修正」ボタンを押すと、フォームが表示されます。
• 名簿種類がデータとして表示されていますので、追加・編集して下さい。
• フォームを閉じると、変更が反映されてトップメニューが表示されます。
  

■名簿種類を削除したい

• 名簿種類の削除は、上記と同じフォームで行います。
• トップメニューからオプション → 「名簿種類名の追加／修正」ボタンを押すと、フォームが表示されます。
• 削除したい名簿名をクリックして、削除ボタンを押すと、削除出来ます。
  ただし安全のため、その名簿内にデータがある場合、その旨メッセージが出てまずデータを先に削除するように促されます。
  その場合は、「削除（名簿内データ）」ボタンを押すと、選択した名簿内のデータが全て削除されます。

■名簿種類のデータを一気に削除したい

• 名簿内のデータを一気に削除する場合に、以下の処理を実行します。
• トップメニューからオプション → 「名簿種類名の追加／修正」ボタンを押すと、フォームが表示されます。
• 削除したい名簿名をクリックして、「削除（名簿内データ）」ボタンを押すと、選択した名簿内のデータが全て削除されます。

■素早く名簿を開いて入力する

• 名簿を選択して入力フォームを開く場合、通常であれば、（既に選択されていれば不要ですが）名簿を選択し、入力ボタンを押しますが、もっと素早くする方法があります。
• 名簿の種類内で、目的の名簿をダブルクリックするだけで、入力フォームが開きます。
  

印刷の部

■一覧表の項目を自由に変更して印刷したい

• トップメニューで印刷ボタンを押し、印刷メニューを開きます。一覧表タブをクリックすると、一覧表に関するレポートの「印刷」「プレビュー」ボタンが表示されます。
  その中に「項目変更...」というボタンが３つ用意されています。このボタンを押すと項目を変更するフォームが開きます。タイトルや項目名、色、配置が設定できます。変更したい箇所だけ入力して下さい。
  フォームを閉じたら、プレビューボタンを押してご確認下さい。
• 変更できるレポートは「Ｂ５縦置き（１）」「Ｂ５縦置き（２）」「Ｂ５横置き」の３つです。それぞれに変更できます。「Ｂ５縦置き（１）」で変更した内容は、「Ｂ５縦置き（１）」でのみ有効です。

■宛名フォントを変更したい

• ハガキ・宛名ラベルにある印刷では□フォントを変更するにチェックを入れるとインストールされているフォントが選択可能になります。お好きなフォントを選択して下さい。プレビューボタンを押すと画面上で確認できます。

■返信用に”行”を付ける宛名が印刷したい

• 宛名シール（Ａ４）とハガキで印刷が可能です。
• トップメニューから、名簿の種類を選び、入力ボタンを押します。
  入力フォームが開いたら、印刷したいデータを表示します。（一覧式の場合、該当データ上の任意の項目をクリックし、データを選択します）
• 入力フォーム内の印刷ボタンを押します（トップメニュー内の印刷ボタンではない）。
  メニューから、「同一宛名の印刷」ボタンを押します。
• 同一宛名の印刷メニューが開きます。
  用紙、印刷方向を選んで、敬称内の「□”行”を使用する」にチェックを入れます。
• 以上で設定はＯＫです。プレビューボタンを押して確認してみて下さい。
  

■敬称を”様”以外に変更したい。敬称を新規作成したい。

• 入力フォームで、敬称コンボボックスにある”様”（初期値）、”殿”、”先生”から選択できます。
• ご自分で自由に敬称を作成出来ます。（ちゃん、チャン、君、老師、大宗師、など。全角３文字まで）
  トップメニューのオプション → 敬称名の追加・変更　ボタンを押すと、設定フォームが開きます。
  ここで、新規追加、編集、削除が出来ます。
  設定フォームを閉じて、入力フォームを開くと、敬称コンボボックスに先の追加、編集が反映されています。

■領収書に印鑑イメージを印刷したい。

• 各種領収書に印鑑イメージを印刷出来ます（もちろん使用しなくても今まで通り領収書を印刷出来ます）。
• 印鑑イメージの指定方法は簡単です。領収書印刷メニュー内にある参照ボタンを押すと表示されるイメージファイルの中から目的のファイルを選択するだけです。
• 印鑑イメージは、スキャナで読みとって指定されたフォルダ（名簿処理インストール先にあるimageフォルダ）へ前もって保存しておく必要があります。
• 印鑑イメージは、各レポートで指定された大きさに縮小（拡大）されて印刷されます。
  個人印などの印は、そのままだと大きめに印刷されてしまいます。それがいやな場合、印鑑イメージを作る時に周囲の余白を大きく取って下さい。（Ｂ５領収書の場合、1.547×1.547cmのイメージ枠です）
• 印鑑イメージのスキャンについては、檀家管理のホームページ上のマニュアルをご覧下さい。
• トップメニュー → 印刷　会計用タブ内　領収書（Ａ４）で印鑑を使用した例

その他

■旧バージョン（Ｖｅｒ２．xx）からデータを移行したい

• トップメニューのオプション → 「旧バージョン（Ｖｅｒ２．xx）からデータコピー」ボタンを押して実行して下さい。

■データのバックアップ

• 不慮の事故に備えてバックアップを定期的にする事を強くお勧めします。
  名簿処理終了時に開く、自動バックアップメニューにてデータのバックアップは簡単に可能です。
  バックアップ先は違うメディア（媒体）にするのが最良の方法です。メディアとしてはフロッピーディスク、ＭＯディスク（光磁気ディスク）、ハードディスクなどがあります。

• フロッピーディスク(FD)
  ＦＤ１枚の容量は最大1.44MBです。データ部分のバックアップに使用できます。
• ＭＯディスク
  容量が2.3GB/1.3GB/640MB/230MB/120MBの5タイプあります。大容量でバックアップに最適です。
• ハードディスク(HD)
  名簿処理と同じドライブにバックアップすると、ハードディスクがクラッシュ（壊れる）した場合、データが助からない可能性が非常に高くなります。（まず助からない）
  名簿処理で使用しているＨＤドライブとは別に、ＵＳＢ２などで接続している外付けのＨＤドライブにバックアップするのであれば、安全です。
• その他
  DVD-RAM、スーパーＦＤ、ＺＩＰなどにもバックアップ可能です。
  

■「��」「�g」の字を使いたい

• これらの文字はご覧のようにもう用意されています。ａｔｏｋやMS-IMEなどに辞書登録すれば、すぐに使用可能です。
  スタートボタン → プログラム → アクセサリ → 文字コード表と選択します。文字コード表ウィンドウが開いたら、フォント名「ＭＳ明朝」とし、種類ボタン → 特殊文字ボタンを押すと、文字列が表示されます。
  0xeee0に「��」、0xed4bに「�g」があります。それらを選択し、コピーボタンを押し、名簿処理内（又はワープロ内）で張り付けすると使用できます。
  
  フォント書体によっては使用できない（表示されない）のもあります。Windowsに標準添付されているフォントは大丈夫です。名簿処理で使用しているフォントは使用できます。
  第１水準しか用意していないポップ書体などは使用できないようです。ご確認下さい。
  
  このままでは、使用する時に文字コード表を起動する必要があるので、ａｔｏｋなど使用のＩＭＥに忘れずに辞書登録して下さい。登録の仕方は通常の文字と一緒です。
  
  このWindowsで準備されている拡張文字は数十文字あります。意外と使用したいのも含まれているかもしれません。外字を作成する前に参照してみて下さい。

■ワープロなどでのハガキ印刷のテスト用紙

• ハガキ印刷をするとき、プリンターへセットする方向や表裏が問題になります。
  変な方向にセットして、天地逆に印刷されたら面倒です。名簿処理だけでの使用なら宛名印刷程度ですから、問題にならないでしょうが、ワープロなどではソフトにより、セットの方法が違ったりします。また、文書のレイアウトも実際に印刷しないとわからない場合が多いようです。
  そんな時に便利なのが、プリントゴッコ用に販売されているハガキサイズの用紙です。
  ・プリントゴッコ　原稿用紙　ハガキサイズ　５０枚綴り ２００円
  ・プリントゴッコ　印刷用紙　ハガキサイズ　100枚綴り ３００円
  原稿用紙のほうは、５�o方眼が入っていて位置も確認しやすくなっています。（この方眼線はコピーにかけても現れません）
  印刷用紙のほうは、厚紙の白紙です。用途によって使い分け下さい。