マイクロソフトＯｆｆｉｃｅXPインストール時の注意点

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檀家管理５を使用中の方は、マイクロソフトＯｆｆｉｃｅXPをインストールする時に旧版のACCESSを削除しないようにご注意下さい。トラブルが発生する可能性があります。
（旧版のACCESSは檀家管理５が使用してます。）

削除してしまうと、檀家管理を起動するアイコンがなくなったり、アイコンがあっても起動できないか、起動出来ても途中で様々なエラーが出て使用できなくなってしまいます。
以下のようにしてＯｆｆｉｃｅXPをインストールして下さい。

  1. 必ず、インストールの種類を「カスタム」にして下さい。
    （セットアップガイド　Ｐ４０　の４．）
    初期値の「今すぐインストール」にすると、旧版のACCESSは削除されてしまします。
    残すためのメニューは出ません！
  2. 「以前のバージョンのOfficeアプリケーションを削除する」という画面が出たら、[Microsoft Access]のチェックをはずしてから、続行して下さい。
    （セットアップガイド　Ｐ４２　の８．と９．の間に出ます。）
    [Word][Excel]などの他のソフトは削除してかまいません。

Office製品をご使用になっていない（檀家管理のみの使用）方は、２．で、「以前のバージョンのOfficeアプリケーションを削除する」という画面が出ないはずです。
その場合は、支障ありません。インストールを続行して下さい。

以上の注意点は、今後のマイクロソフトＯｆｆｉｃｅ製品をインストールする時にも該当します。（いままでもそうでした。）

対処の方法

既にインストールを終わってしまい、トラブルに合っている場合、以下のようにして対処して下さい。

Ｏｆｆｉｃｅと檀家管理をインストールした順と逆にアンインストールしてから、もう一度インストールします。

  1. ＯｆｆｉｃｅXPと檀家管理のデータをバックアップします。
  2. ＯｆｆｉｃｅXPをアンインストールします。（完全に）
  3. 檀家管理をアンインストールします。（完全に）
    ＜注意＞インストールした順と逆にアンインストールして下さい。
    もし、うまくアンインストール出来ない場合、１．と２．の順を逆にして試してみて下さい。
  4. 檀家管理をインストールします。
  5. ＯｆｆｉｃｅXPをインストールします。
    ＜注意＞上記のインストール方法を参照して下さい。（「カスタム」で、インストール）
  6. ＯｆｆｉｃｅXPと檀家管理のデータをもどします。

以上で、動作出来るようになったと思います。
出来ない場合、ＯｆｆｉｃｅXPと檀家管理のアンインストールが完全に出来ていないのが原因です。
（インストールしているフォルダ内のファイルを削除しただけではダメです。）
ＨＤＤをフォーマットしなおして、もう一度、

  1. Windowsのインストール
  2. 檀家管理
  3. ＯｆｆｉｃｅXP

の順でインストールすると間違いなく動作できます。

ただし、ＨＤＤをフォーマットするということは、全てのデータが削除されるということです。WINDOWSも無くなって起動出来なくなりますので、十分に注意してから行って下さい。

今後のマイクロソフトＯｆｆｉｃｅ製品をインストールする時の注意点

檀家管理はマイクロソフトＯｆｆｉｃｅの中のAccessで制作されています。
檀家管理より新しいバージョンのマイクロソフトＯｆｆｉｃｅ製品をインストールする場合、上記のようなトラブルにならないよう、注意して下さい。
Ｏｆｆｉｃｅ製品にはExcelやWordなどが入っています。この中の１つだけでも、全てをインストールするときでも以下の事を守って下さい。
注意点は１つだけです。

マイクロソフトＯｆｆｉｃｅ製品をインストール時には「旧バージョンのAccessを削除しない」ようにして下さい。

＜トラブル＞

上記の通りインストール時に旧バージョンを削除していないのに、OfficeＸＰをインストールしたら、檀家管理Ｖ５起動時に「Access2000を使用してください」とメッセージが出て動作しなくなった。

■原因
これは、ファイルの関連付けが変わったためです。

上記の要領で旧バージョンを削除していないのなら、各インストール自体は、うまくできています。

Office2000をインストール、または、Access2000ランタイムをインストールした時点では、檀家管理のファイルはAccess2000を起動するように関連付けられます。
 
OfficeXPをインストールすると、檀家管理のファイルはOfficeXP内のAccess2002を使用して起動するように関連付けを変更してしまいます。
ですから、Access2000（またはAccess2000ランタイム）がＰＣ内に存在しても、檀家管理を起動すると、自動的にAccess2002を起動してしまいます。
檀家管理５は、Access2000での動作しかサポートしませんので、起動時のチェックでひっかかり、”Access2000で動作させて下さい”というメッセージを出して終了してしまいます。

■対処の方法

リンク先を変更することで、正常に動作します。

  1. まず、Access2000を探します。
    スタートボタンから検索を選択し、msaccess.exe へのパスを探します。
    Access2000 ...  サイズ(4,573KB)  更新日時（2000/02/26）
    Access2002 ...  サイズ(5,634KB)  更新日時（2001/03/07）　今後、ＳＰ１などで、サイズ、日付は変わる
    上のサイズ、日時を見てAccess2000のインストール先を見つけます。
  2. 「檀家管理５の実行」のプロパティを選択します。
    スタートボタン → プログラムの実行 → 檀家管理５ → 檀家管理５の実行　を右クリックし、プロパティを選択
  3. ショートカットタブ内のリンク先を変更します。
    書式は、"msaccess.exeへのパス" "檀家.MDBへのパス"
    です。２つのパスは""で囲み、間に半角スペース１個を入れます。
    "msaccess.exeへのパス"は、１．で検索したインストール先のパスです。
    "檀家.MDBへのパス"は、檀家管理５のインストール先のパスです。
    通常、"檀家.MDBへのパス"しかリンク先内には入力されていませんから、１．のパスを追加する事になります。

    例："C:\Program Files\Microsoft Office\Office\MSACCESS.EXE" "C:\Program Files\檀家\檀家.mdb"
  4. 摘要ボタンを押して、ＯＫボタンを押します。
  5. リンク先の入力が正しければ、檀家管理５が起動します。