1台のPC内に複数の檀家管理をインストールする方法
2つの方法を載せておきます。使用環境により使い分けて下さい。
●方法1…まだ檀家管理10を使用していない(インストールしていない)場合
- まず、通常の方法で檀家管理10をインストールします。
(例として、C:\user\USER名\Documents\ko_danka10 をインストール先とします。<USER名>には kenryu
のようにユーザー名が入ります。)
- 1.のインストール先フォルダの名前を変更します
エクスプローラで、C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10 を C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10円福寺 に変更
(例として、\ko_danka10円福寺 としています。どのような名前でもokです。)
<注意>寺院名が分かりやすいよう漢字の名前にしています。が、フォルダ名に漢字が入ると、インストール終了後にエラー表示される場合があります。画面1、画面2
エラーが表示されるだけで、正常に動作します。また、起動時「セキュリティーの警告画面」が出ます。
漢字を使わず、英数字だけであれば起動時「セキュリティーの警告画面」は出ません。(上記と同じエラーが出る場合がありますが、正常に動作します。)
英数字使用例:\ko_danka10enpuku
- デスクトップ上の「檀家管理10」アイコンを右クリック → プロパティーを選択し、リンク先と作業フォルダを変更します。
C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10\檀家.accdr
を以下のように \ko_danka10\ を \ko_danka10円福寺\ にします。
C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10円福寺\檀家.accdr
適用ボタンをクリックし、okボタンで閉じます。
- デスクトップ上の「檀家管理10」アイコンを右クリック → 名前の変更を選択
「檀家管理10」を「檀家管理10円福寺」に変更します。
- 変更した「檀家管理10円福寺」アイコンをダブルクリックして檀家管理10を起動します。
- 檀家管理起動中、
【新規版】を選択した場合、「…檀家DB.accdbが見つかりません。…」というメッセージが出て、檀家DB.accdb選択画面になります。
表示されたファイル選択画面内にある檀家DB.accdbを選択し、処理を続行します。
【バージョンアップ版】を選択し処理を進め、旧バージョンの檀家DB.accdbを選択すると、旧データが取り込まれ、使用可能な状態になります。
無事、トップメニューまでたどり着いたら、檀家管理を終了します。
- 次に2つめの檀家管理をインストールします。
配布された檀家管理10のインストールCDを入れて、メニューを表示させ、檀家管理V10.0のインストールを実行します。
続行すると、正常に終了するはずです。
(これで、前と同じC:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10に新しく檀家管理10がインストールされました。)
- 次に、インストールメニューの、【V10.XX (xxには数字が入ります。例 V10.01)をインストール】ボタンをクリックします。(メニューに無い場合があります。その時は不要です。)
以上で、2つ出来るはずです。
3つ以上檀家管理10をインストールする場合も同じ要領です。2つめにインストールした檀家管理に対し、2〜6の作業を行い、7で3つめの檀家管理をインストールします。
※重要なのは、5.で一度檀家管理10を起動することです。
(7.で再度インストールする前に、5.で起動しなければいけません。)
※最初にインストールしたフォルダ名以外(標準以外)の檀家管理を起動すると、セキュリティーの警告画面がでます。「開く」ボタンをクリックして起動して下さい。
以上です。
最下行の<注意点>もご覧下さい。
●方法2…すでに檀家管理10の使用を開始している場合
使用中の檀家管理10のインストールフォルダ名を変更(待避)してから、新たに檀家管理10をインストールしフォルダ名を変更、最後に、待避した檀家管理10のフォルダ名を使用時の名前に戻します。
- 使用中の檀家管理10のインストール先フォルダ名を変更します。
(例として、C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10 をインストール先とします。)
エクスプローラで、C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10 を C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10待避 に変更
(例として、\ko_danka10待避 とします)
- デスクトップ上の「檀家管理10」アイコンを右クリック → 名前の変更を選択
「檀家管理10」を「檀家管理10待避」に変更します。
- 次に2つめの檀家管理をインストール先を変更せずにインストールします。
配布された檀家管理10のインストール用CDを入れて、メニューを表示させ、檀家管理V10.0のインストールを実行します。
(これで、前と同じフォルダ(例:C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10)に新しく檀家管理10がインストールされます。)
- 3.のインストール先フォルダ名を変更します
C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10 を C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10円福寺 に変更
(例として、\ko_danka10円福寺 とします)
<注意>寺院名が分かりやすいよう漢字の名前にしています。が、フォルダ名に漢字が入ると、インストール終了後にエラー表示される場合があります。画面1、画面2
エラーが表示されるだけで、正常に動作します。また、起動時「セキュリティーの警告画面」が出ます。
漢字を使わず、英数字だけであれば起動時「セキュリティーの警告画面」は出ません。(上記と同じエラーが出る場合がありますが、正常に動作します。)
英数字使用例:\ko_danka10enpuku
- デスクトップ上の「檀家管理10」アイコンを右クリック → プロパティーを選択し、リンク先と作業フォルダを変更します。
C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10\檀家.accdr
を以下のように \ko_danka10\ を \ko_danka10円福寺\ にします。
C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10円福寺\檀家.accdr
適用ボタンをクリックし、okボタンで閉じます。
- 「檀家管理10」アイコンを右クリック → 名前の変更を選択
「檀家管理10」を「檀家管理10円福寺」に変更します。
- 変更した「檀家管理10円福寺」アイコンをダブルクリックして檀家管理10を起動します。
- 檀家管理起動中、
【新規版】を選択した場合、「…檀家DB.accdbが見つかりません。…」というメッセージが出て、檀家DB.accdb選択画面になります。
表示されたファイル選択画面内にある檀家DB.accdbを選択し、処理を続行します。
【バージョンアップ版】を選択し処理を進め、旧バージョンの檀家DB.accdbを選択すると、旧データが取り込まれ、使用可能な状態になります。
無事、トップメニューまでたどり着いたら、檀家管理を終了します。
- 次に、インストールメニューの【、V10.XX (xxには数字が入ります。例 V10.01)をインストール】ボタンをクリックします。(メニューに無い場合があります。その時は不要です。)
- 新しい檀家管理10のインストールが出来たので、1. 2. で変更していた檀家管理10のインストールフォルダ名とショートカットアイコンの名前をもとに戻します。
最初にインストールフォルダ名を元に戻します。
C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10待避 を C:\Users\<USER名>\Documents\ko_danka10 に変更
- 次にデスクトップ上の「檀家管理10待避」アイコンを右クリック → 名前の変更を選択
「檀家管理10待避」を「檀家管理10」に変更します。
以上で、2つ出来るはずです。
3つ以上檀家管理10をインストールする場合も同じ要領です。
※最初にインストールしたフォルダ名以外の檀家管理を起動すると、セキュリティーの警告画面がでます。「開く」ボタンをクリックして起動して下さい。
<注意点>
- 檀家管理でバックアップを実行する場合、寺院毎にメディアを変更して下さい。
檀家管理側では、寺院毎に区別を付けることは出来ません。
- バージョンアップをする場合、インストールした檀家管理それぞれに対して行って下さい。
檀家管理を3ヶ寺分インストールした場合、それぞれのディレクトリに対して、バージョンアップを行う必要があります。
- 二つ以上の檀家管理をインストールした場合、アンインストール時は、コントロールパネル からアンインストール処理を実行後、エクスプローラで標準のインストール先以外を削除する必要があります。